ちょっと前につくった
KP定番商品の “ちび襟マーブルシャツ”
麻衣仕様ということで?
麻生地でつくらせていただきました
実は 今回お店に届けられたものは
今までとちょーっと違うんです
うっふっふ、
どこか気づきました?
そう、ボタンが 糸ボタンに変わったのです~
シャツの顔、ボタンが変わるだけで
表情がガラっ、とちがって見えるから不思議
以前の 大き目なころっ、としたのも好きでしたが
新米ちゃんも負けず劣らず かわいいでしょー?
この糸ボタンも、なにやらつくれるらしい
また つくりたいものが増えてしまった
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「布地蔵」
あったそうだ。
じいさまどばあさまがいやったど。正月近くなって、ばあさまが三年三月九十九日かがっておった麻の布がでぎだそうだ。
「じいさま、じいさま、正月も近いごったし布を売って正月用意をたのみます」ど、言ったど。
じいさま、雪のふる中を一反の布をもって、
「布やぁ、布やぁ」ど、町中を売って歩ったが、じいさまの麻布を買ってくれる人はながったど。
「困ったなぁ」ど思って、家さもどり道、村のはずれさきたら、六地蔵さま雪の中にさむそうに立ってやったど。
「やれやれ、おらも悲しいが地蔵さまも悲しい。ばあさまのやんせいの布だが地蔵さまにあげ申して行くべい」ど、言って、地蔵さまに布をまぎつげで家さもどったど。
じいさまは、
「ばあさまのたんせいの布売れなくて、六地蔵さまにあげ申してきた」ど、言ったど。
ばあさまも、
「そうがよう、それはよがった」ど、喜んでやったど。
さあその夜ま、
ζ じいのとんぼはどごだいな
ばあのとんぼはどごだいな
よいやのさあ、これわいさ
って音がしたんだど。
ちいっとたづど
ζ じいのとんぼはどごだいな
ばあのとんぼはどごだいな
よいやのさあ、これわいさ
って音が近づいで、じいどばあは、
「なんだべな」ど思っていだど。
ζ じいのとんぼはどごだいな
ばあのとんぼはどごだいな
よいやのさあ、これわいさ
ど、音がして、戸が開いでどざーんとなに中を、なにかがかが
おいでぐけはいがしたんだど。
「そらじいさま行ってみやれ」って言わっちゃえ、土間さ行ったら、米やら魚やらおいであったんだど。
じいさまどばあさまが戸を開げで家の前さ出で見だら、雪がふってる月明かりの中を、六地蔵さまが、
ζ じいのとんぼはどごだいな
ばあのとんぼはどごだいな
よいやのさあ、これわいさ
ど唄を歌いながらもどって行んぎやるどごだったど。
じいさまどばあさま、よい正月をむがえだど。
ざっとむがし、栄え申した。
*とんぼ=通称とんぼ口。とんぼとは便所との意味があるが家に入る入り口をさす。
「まさいちの むがし」
小林 政一(美女峠)
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岡山にきてから 2度目の春をむかえようとしている
ちょっとは上達したかしら
これまで お店でお世話になった方々に
この成長ぶりを すこしでも見ていただきたいなぁ、なんて
最近ひそかにおもっています
また、お店で直接お話しでもしながら
なにかオーダーメイドイベントでもできたらいいのですが・・・
だれか 呼んでください~笑
季節は どんどんあたたかい方向へむかっているのに
縫い場では 今月末におこなわれる展示会用に
どんどん どんどん あつい生地が増えていく
世界を逆流しているような
このかんじが好きだったりもします
元・punxの血がさわぐ 青い春
きっと、安部首相がうそつきなせいだ
きっと そうだ
i kin ye!!
♪ flex-life