2013-10-26

まつり

 

今年の誕生日に 深澤さんが贈ってくださった本

「こっそり ごっそり まちを かえよう。」


 
 
著者である三浦さんの
子ども心のあるちょっとななめの視点からみた まちをかえるための作戦が
短編集のようなかたちで綴られています
 
 
おもしろかったです、
あらためまして、どうもありがとうございました!
 
 
いただいてすぐ、あっという間に読み終えて
 
これはせっかくなので
継続的に一編ずつでも紹介していきたいなあ、なんておもっていたのですが
気づいたらこんなにも時間が経ってしまいました、、 てへ
 
 
今更ですが、
中でも一番好きな項をご紹介させてください
 
 
“ すごく古くからありそうな おまつりをでっちあげよう。 ”
 
 



 
  毎年、夏休みが始まる時期なると、近所の碑文谷公園で盆踊り祭りが開かれる。ぼくがこどものころに比べると、出店の数はだいぶ減ってしまったけれど、それでも、このあたりにはこんなにもたくさんのこどもやお年寄りがいたのか、とびっくりするくらいにぎわう。いろいろな食べものやなんとかすくい、くじ引きとかがひしめき合って、おじさんもおばさんもみんなこどもみたいにはしゃいでる。
 ヨハン・ホイジンガいわく、祭りとは、こどもや動物のあそびと基本的には変わらないのだけど、ちがう点といえば「その起源を宇宙的感情にとらえられた状態のなかに求めたり、認識した世界秩序を表現にあらわそうとまさぐっている心のなかに、さがし求めたりすること」だそうだ。つまり祭りとは、目に見える具体的なこの世界の先にある別のなにかを意識して、自分のいまいる世界は、なにかもっともっと壮大な秩序のなかにある、という心地よい絶望といましめを感じる機会なのです。
 いつも見ているおとなたちが、いつもとはちがう表情で、ちがうまとまりで、いきいきと振る舞うさま、ふだん見ることのないたぐいの活力は、いま生きているこの世界の先に、別の世界がじつはひろがっているような、寄る辺のない気持ちにもさせる。お祭りで感じる、にぎわいのなかの真空の孤独のような感覚は、おそらくそういったところから来るんだと思う。
 自分がこのおおきな世界のなかで、取るにたらない存在である、という謙虚さを認めることは、むしろ人生を豊かにする。仕事とかお金とか世間体とか、そういった浮き世の囚われごとから一時的にでも自由になるということは、同時にじぶんがちっぽけな単純な人間として世界と対峙することだ。おとなもこどもも、社長もヒラも関係ないものとして。
 
 
  農村が都市へと変わっていくなかで、近所づき合いは失われ、会社という新しい「家族」のまとまりに取って代わられた。でもこの新しい「家族」は経済とか立場とか複雑なバランスの上に成りたっている共同体だから、そういった集団のなかで極限まで自分をシンプルにするのは意外とむずかしい。会社を辞めてとつぜん家にいることになったお父さんが、部屋に閉じこもるか、会社時代の友だちと飲みに出かけるしかないのは、そのせい。じぶんの抱えてきたもの、身にまとっているものの脱ぎ捨て方を、人はいつのまにか忘れてしまう。
 
 
  そんなお父さんたちが、ひさしぶりに身軽になって、新しい役割を演じられるミステリアスで思わせぶりなお祭りを、全国各地で発明したら、けっこう盛り上がると思うのです。ほんとうはみんなそういうのほしいんじゃないの?







 

ここで、
杜の家づくりネットワークより 森林・製材所見学会のインフォメイション


♪~ 山 だれか手入れしてくれよ スギ、ヒノキが泣いているよ
   山 だれか手入れしてくれよ 堅木は涙枯れているよ
   スギ、ヒノキが泣きつづけて こないだも人が流されたよ...

   スギ、ヒノキが泣きつづけて世界の終わり大洪水

  山 だれか手入れしてくれよ スギ、ヒノキが泣いているよ
   山 だれか手入れしてくれよ 堅木は涙枯れているよ
   山の神々からのガイダンス けものが町へ降りて来たよ
   山の神々からのガイダンス かむあそうトライブスinfomation

   YA MAN  美濃のYA MAN 飛騨のYA MAN
   尾張のYA MAN 木曽のYA MAN きこえるかいinfomation



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さわやかな秋晴れの季節となりました。南三陸町志津川町内の森林・製材所見学のご案内です。

ハイキング気分でご参加ください。

参加ご希望の方は、下記までFAXまたはEメールでご連絡ください。多数のご参加をお待ちしています。

※汚れても良い服装、雨具、運動靴、長靴、防虫スプレー等ご準備ください。
※スニーカー等歩き易い靴、軍手など 手袋とタオルは必需品です。



■日時 :平成25年11月9日(土) 10時 ~小雨決行~

■集合場所 : 南三陸町総合体育館ベイサイドアリーナ集合

車に分乗し出発

■日程 :

↓ 10:30-11:15  荒島 亜熱帯性タブの自生林、落葉広葉樹・針葉樹・照葉広葉樹の天然林

↓ 11:30-12:00  駒頭山林:間伐材と無間伐材の見学

↓ 12:15-13:00  梨の木 間伐木の伐採体験

↓ 13:30-14:00  丸平木材事務所で昼食 (お弁当・飲み物を持参して下さい)

↓ 14:00-15:00 製材所見学(丸平木材)小野寺邦夫氏  土場・製材所・低温乾燥機の見学

↓ 15:15      南三陸町総合体育館ベイサイドアリーナ駐車場にて解散

※当日の天候と現地の状況により、変更になる場合があります。

■コーディネーター 山林家 佐藤久一郎氏

宮城県生まれ 
1975年慶應義塾大学院修士課程修了
株式会社佐久代表取締役/宮城県林業経営者協議会副会長/全国林業研究グループ連絡協議会顧問

南三陸町で代々山林を経営する。森林を生かす総合産業としての林業の活性化や、地域の山を知ってもらう活動。都市住民とのネットワーク作りにも取り組んでいる。

■会費:無料(昼食代各自負担のみ (お弁当を持参して下さい))

■問い合わせ・申し込み先

【 杜の家づくりネットワーク事務局 】
URL http://www.morinoie.net/
 E-mail:infoi@morinoie.net

事務局:宮城県仙台市青葉区八幡一丁目10-14-101 (有)ササキ設計内: 小栗
Tel 022-268-6578 /Fax 022-268-7164

当日連絡先:090-7667-2771(佐々木)


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娘が かむあそうトライブスの「山のしらせ」にのせて オトドケイタシテオリマス



お近くにお住まいのかた、ぜひぜひ ふるってご参加くださいね

なにごとも 参加することから
祭が生まれていく



i kin ye!!



♪ かむあそうトライブス
 
 





 

 
 

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