2013-02-18

まだ、まにあうのなら


 
 
 
 
 
何という悲しい時代を迎えたことでしょう。
 今まで、自分の子どもに、家族に、ごく少量ずつでも、何年か何十年かのちには必ずその効果が現れてくるという毒を、毎日の三度、三度の食事に混ぜて食べさせている母親がいたでしょうか。
 そのような恐ろしく、愚かしいことを、今の世の母親はほとんど知らずに、知っていてもどうすることもできず、できるだけ毒の少ないものを選んで食べるよりしょうがなく、おいしく楽しかるべき家族のための食卓の用意がとても重苦しく、罪の意識にさいなまれます。
 食べものというのは、この生命を維持、生長させるために摂ります。
 それなのに、生命を枯渇させる毒入りの食べものを、家族のために料理せねばならないなんて。有害添加物入りプラス放射能入り食品を食べねばならない時代が来ようとは、誰が想像したでしょうか
 
 
 
 
 
 
 
わたしが生まれた1987年、
 
チェルノブイリの事故から1年後に ひとりの母親によって書かれた
長い長い手紙の はじまり
 
 
 
 
 
 

 
 
このあいだのUAさんのほっこりLIVEの風景をすこし
 
 
ティダくんもお母さんと一緒にステージ
 
 
 
 
お母さんの歌声が 子守唄になったのか
床でぐっすりすやすや、、、♪
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今、私は絶望のがけっ淵に立って震えています。
 人類滅亡の時が見えるようで―。
 でも、その淵からまた見えるものも一方にあるのです。
 もし、もしこのことが実現したならば、この淵を乗り越えることができたならば、私たち人類は生きのびて、そして今までと全く違った価値観で世の中が動いてゆく・・・・・・そんな世界が広がるのだと。
 ずーっとむこうに、一条の光を見る思いがするのです。
 私たちは今、岐路に立たされているのだと思っています。そのどちらかの道をとることで、私たち人類の運命が決まるのだと思っています。
 すべてのことがらを、“いのち”の方から見ようではありませんか。
 私たち女性、ことにいのちを産む母親には、先天的にというか、本能的にこの偉大な能力が与えられていると思いませんか。
 どんな科学も知識もたちうちできないものだと思っています。
 そのことは、この混迷の世を救う力になりえないでしょうか。
 この地球、そして宇宙は大調和の世界です。
 一つの生命体です。
 そのものを、そのはたらきを、私は神とも思い、母とも思っていますが、その神、母なるものに対して、私は申し訳なさでいっぱいになるのです。
 これ以上、傷つけ、痛めてはいけない。
 この神、母は、私たち一人一人でもあるのですもの。
 みんな、みんな同じ、同じ い の ち なのです。
 みんなの乗っているこの船は、地球の破滅へとまっしぐらに進む船。早く気づいて降りましょう。一ぬーけた、二ぬーけた。
 原子力は無用なのです。
 そして原子力は人類と共存できません。
 
一九八七 五月
甘庶 珠恵子
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

25年の歳月を経て 今に強く訴えかけてくるお手紙です

友人の のりちゃんが貸してくれました



これはぜひ たくさんの人に、
とくに 女の人に読んでほしいな、



 
三 ぬーけた~
 
 
 
 
 
i kin ye!!
 
 
 
 
 
 
♪ AJICO 「フリーダム」
 
 
 
 
 


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