2014-02-01

HELLO GOODBYE

 
 
 
旧暦新年 あけましておめでとうございます
 
 
 
新たな気持ちで
ご報告をば。
 
 
 
ご住所を知っているかたには 年始のお年賀でお伝えしたり、
お会いできたかたには 直接お話していたのですが、
こちらで間接的なお知らせになってしまったかたには 申し訳ありません
 

今年の3月いっぱいをもって、KPを退社することにいたしました
 
 
理由はいろいろとあるのですが、
 
いちばん大きいのは 311後に感じた 生きる力を身につけなければ!
ということで

地元・石巻に帰って、
まずは お野菜をつくれるように、
自分のものくらい 自給自足をできるように、


 
を目指して がんばりたいと思っています


同時に、大麻‐hemp‐の復興も目指していきます
ヨーロッパの大麻事情。とてもすてきに進んでいます。 >>http://webronza.asahi.com/global/2013122600005.html  




放射能のこと。
 考えていないわけではありません

やっぱり、怖いのが正直なところではあります

でも、それでもむこうでやってみたいと思ったのでした

 



よく、独立するの?
なんて聞かれるのですが、まったく考えていません~(笑)
 
 

 
5年間 あーっ、という間でした
、というのがまさにぴったりくる言葉で
 

KPに入らなかったら出会うことのなかった
最高のスタッフ&お客さま&more more..

 
なによりもの財産です♪
 
 
 
本当に本当に、どうもありがとうございました
そして、
これからもどうぞよろしくお願いいたします
 
 
 
残りの約2ヶ月を
日々楽しんで過ごしたいと思います
 
 
 
 
 
 



「手縫いの旅」 森 南海子
 
 
 
千人針は戦時、出征する男たちへの女からの最後の贈りものだった。千人針を身につければ弾に当たらないという信仰にも似た気持ちもあり、出征の日が決まると女たちは千人針づくりにかけずりまわった。人口の少ない山あいの村々で千人の女性から一針一針の縫い目を得るのは容易なことではなく、乗降りの多い駅の近くに宿をとって駅頭に立ち続け、針目を請う姿もあった。
 
 
 
だれが戦場に夫や父を、そして愛する男たちを送りこみたいと願ったか。いや応なしに戦場にかりたてられて行ったのだった。しかし、私は今、若い人たちから、なぜに愛する人を戦地に送り出したのかと問われ、それにどう答えるべきなのか戸惑う。「あの頃は仕方がなかったのよ」という答えでは逃げ切れないものが残る。
 
 
 
私の千人針を追う旅は、当時小学生であった私が、各教室にまわされてくる何枚もの千人針に無関心に針目を運んだことへの深い悔恨にほかならない。針に糸を三回巻きつけて針を抜き、再び針を元に戻して次におくることは、日常のことであった。次から次へとまわってくる千人針を前にして、私はほとんど無感動であった。何とかして千個の針目を集めねばと念じる妻たちや母たちの心も知らぬまま、ましてそれを身につけねばならぬ兵士たちの戦争というものへの怒りや悲しみなど、推しはかることなど一度もなかった。
 
 
 
私は日本という国家と、その偏った教育を過信して、戦死を当然のこととして受け入れていたのだった。出征する兵士や家族の苦悩を知ろうともせぬまま、針を運び続けた。どうぞご無事で帰ってきてくださいとの願いを縫いこめるには至らなかった。私は、いま針を持つことを生業として、無関心に運んだ四十数年前のあの一針一針がくやしくてならない。無事生還を祈るでもなく、戦争の意味も知らず、ただ単に針を運んだその集団の行いが、何ともやりきれない。
 
 
 
千人針がひとたび兵士に渡り、孤独な戦場に持ちこまれると、どの針目もすべてが守護神としての一針にすりかわっていった。針目は、それを縫った女たちの知らぬところでおそろしいことに戦争を担ってしまっていたのだ。無事生還を祈った切なく苦しい針目さえが、その女心をどこまで夫たちに伝えることができたか。どうぞ生きて帰って、と言えなかった女たちの吐息のような一針さえが、戦死を美化することへ変えられてしまってはいなかったか。
 
 
 
戦争はいたずらに妻たちを差別してしまった。戦場という危険の前に夫をさらさなければならぬことを義務づけられた一方で、生還を祈る矛盾と戦った妻たちにとって、千人針とはいったい何であったのか。それは縫ってはならぬ針目であった。
 
 
 
 
 
 
3月以降の予定は、
 
石原さんや赤嶺さんに会いに沖縄へ しばしぷらり
4月いっぱいくらいまでは こちら岡山に

実家から車を持ってきて、
九州~四国をまわりながら
6月からは、山梨の4つの風の会・内山さんのところでしばらく住みこみで織りを教えていただきます
秋~冬くらいには、地元・石巻へ還っている(ハズ)
↑でも、わたしのことなので、予定は未定です
 
 

 
タイミングが合うかたがいたら、どこか楽しい場所で会いましょう~
 
道中あいのり大歓迎
ピースサインでヒッチハイクしてくださいv
 
 
 
i kin ye!!
 
 
 
 
♪ the beatles
 
 
 
*ちょうど1年前に自分で発した言葉にハッとした
日記って大事だね○
 
 

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